▲国産車、輸入車問わず、近年大ブームが続いているヒストリックカー「旧車」。そして、1980〜1990年代に生産されたクルマも「ネオクラシック」というカテゴリーで絶大なる人気を集めている。
クルマだけでなく、バイクの世界でも熱いブームが続いている「旧車」「絶版車」。ハコスカやケンメリ、S30系フェアレディZといった’70年代の人気スポーツカーはもとより、バブル期に贅を尽くして開発された’80年代のクルマや、バブル崩壊後も最新のテクノロジーが投入された’90年代のクルマたちも今や旧車と呼ばれるようになり、「ネオクラシック」というジャンルとして多くのエンスージアストたちの支持を集めている。
▲トヨタのアッパーミドル（Dセグメント）セダン、マークⅡ／チェイサー／クレスタ。マークⅡ三兄弟とも呼ばれるこのモデル。'80年〜’84年に生産された「61系」や’84年〜’88年にリリースされていた「71系」がネオクラシック旧車として大人気。
▲1981年に登場したトヨタ・ソアラ。メルセデスベンツSLクラスやBMW6シリーズを目標として開発されたこの高級クーペは、当時のハイソカーブームとも重なり、初代、2代目ともに大ヒットとなった。
そんな旧車たちをフィーチャーしたMOOK「昭和旧車カスタムグラフティ」を昨年9月に発刊。旧車ファンはもとより、ショップやパーツメーカーなど各方面から多くの反響をいただいた。そして今回、第2弾として「昭和旧車カスタムグラフティVol.2」を4月27日に発売する。
この第2号では’80〜’90年代に生産され、現在では「ネオクラシック」と呼ばれ人気を博している旧車たちをメインに紹介。車輌台数やユーザー数も多いクルマということもあり、今回は100台のネオクラ車を取材することができた。特集では、そんなバブル経済華やかなりし頃を思い出させるハイソカーや、当時の走り屋たちをアツくさせ、現在もハリウッド映画の影響で世界的な人気を誇る’90年代のスポーツカーなど、多種多彩なカスタム旧車たちを掲載している。
▲1989年にリリースされたスカイラインR32GT−R。ケンメリGT−Rの生産終了から16年ぶりに復活したモデルで、ツインターボのRB26DETTエンジンの搭載や足回りを4WDにするなど、最新技術が数多く採用された。
また今号の巻頭では、旧車ライフをフルに愉しむ濃厚なエンスーたちが建てた「旧車の家」ガレージもクローズアップ。「和」のテイスト漂う木造のガレージや、思い切りクルマいじりが愉しめるファクトリーガレージなど、こだわりのガレージライフ4例を紹介している。
繰り返しになるが、4月27日発売のMOOK「昭和旧車カスタムグラフティVol.2」では、そんな多数のカスタム旧車とユーザーたちのライフスタイル、そして最新の旧車チューニングなど、旧車ファン必見の企画をギッシリと収録。ぜひお愉しみいただきたい。
▲旧車ライフを愉しむユーザーたちは、貴重な愛車を保管し、そしてイジったり愛でたりするためのガレージを持つ人たちも多い。写真のガレージは贅沢な木造建築。侘び寂びを感じるような粋な趣味の空間だ。
昭和旧車 カスタムグラフティ Vol.2
● 定価：2,420円（税込） ● 判型：A4ワイド判
● 発売：2023年4月27日 ● ISBN—10：4798631590 ISBN—13：978-4-7986-3159—2
第2号の今回は、そのなかでも車輌台数・ユーザー数ともに多い 「ネオクラシック」と呼ばれる’80〜’90年代の旧車をメインに紹介。
その魅力と、旧車とともに楽しむライフスタイルについて追求します。
【掲載概要】
●21世紀のいま蘇る’80s＆’90sカスタム
旧車をベースに、「俺流」のエッセンスを加えてモディファイする大人たち。
そんな彼らが作り上げた21世紀版カスタム旧車を全国各地で厳選取材。
ハイソカーやVIP、湾岸走り屋系、環状線系などカテゴリーを問わず、魅力あるクルマたちを撮り下ろしで紹介いたします。
例）ソアラ／ＭＡＲＫⅡ／２０００ＧＴ／クレスタ／クラウン…
●６輪旧車ライフ 〜クルマ＆バイクで旧車を愉しむ〜
クルマだけでなくバイクも大好き、そして両方の旧車を所有しているユーザーが多数存在します。
そんな「六輪旧車ライフ」を楽しんでいるエンスージアス トをクローズアップ。ガレージなど彼らのライフスタイルも紹介します。
●その他
愛する旧車を守る方法（セキュリティ研究）／海の向こうの昭和の旧車たち ／カーコンポで’80s＆’90s音楽を愉しむ／最新アイテムで旧車を快適に 楽しく乗る!! ／卓上昭和旧車カスタムグラフティ（プラモデル・ミニカー企画）