いつもお世話になっています。フリー編集者のハットリと申します。
ご縁あって、ホビージャパンから刃物に関するムックを何冊かつくらさせていただいております。
今回は、3/23に発行される『日本のカスタムナイフ』の紹介をさせてください。
日本のカスタムナイフ
●定価:2,970円(本体2,700円+税10%)
●発売:2023年3月23日
●ISBN:978-4-7986-3121-9
■ 日本でつくられる「カスタムナイフ」はすごい。
作家によって作られた1点もののナイフ、カスタムナイフ。
日本では、米国の文化を取り入れる形で、1970年代あたりから、ナイフ作家たちが登場してきました。
量産ナイフの作り手や刀鍛冶、町工場の職人…。
実に多彩な「前職」を持つ彼らは、米国の作家のもとで学んだり、ナイフショーに参加したりして、たちまち高いクオリティの作品を世に送り出すようになります。
そして今や、日本のカスタムナイフは世界的に高い評価を受けており、海外でも人気の作家さんは数多く出てきています。
この本は、タイトル通り、そんな日本のカスタムナイフ作家たちを、さまざまな角度からご紹介する一冊です。
■ ベテランから若手まで、この一冊に勢揃い!!
ご登場いただいている方々は実に多彩。
古川四郎さん、松田菊男さんといった、世界的な評価を得ている大家。
中山英俊さん、鈴木義男さん、荒川知芳さん、斉藤博さんをはじめとする、実績十分な実力者。
萩野力さん、市川志郎さんをはじめとする、意欲作を世に送り出す新鋭。
相田義人さん、加藤清志さんといった、レジェンドたちにも「要」としてお話を伺っています。
さらに、ディーラーや愛好家といった方々にも「カスタムナイフ」の魅力を語っていただきました。
もちろん、ここで紹介した方たちの他にも、素晴らしい作り手、使い手はたくさんいらっしゃいますが、結構、なかなか、いやものすごく豪華な顔ぶれだ!! と自負しております。
■ 作品ひとつひとつに意図があり、物語がある。
本をぱらぱらとめくるだけで目に入ってくる多種多様なカスタムナイフ。
それらは、実用品でありながら、道具だけにとどまらないプラスアルファの「何か」を持ち合わせています。
その「何か」の中身が、まさに作品ごとに異なる。だから、見ていて全く飽きることがない!!
そう感じるのは、私だけではないと思います。
皆さん、ページをめくって、気になる作品があったら、ぜひ文章を読んでみてください。
きっと、心を振るわせるような「お話」が背後にあると思います。
■ カスタムナイフの世界の魅力が詰まった1冊!!
昨年までこの時期に出版させていただいてきた『ナイフダイジェスト』シリーズを、さらに純化させ、「日本」に特化した内容となった、今回の『日本のカスタムナイフ』。
何度も読み返しながら、ナイフの世界に深く潜っていけるような一冊になれば。
そんな思いを、スタッフ一同、共有しながら、制作させていただきました。
この本が、皆様にとって、日本のカスタムナイフ、さらにはナイフや刃物の世界への興味を深めていただくきっかけとなれば、と思っています。
ご興味を持たれた方、ぜひ、ぜひ、お手に取ってみてください!
ムック『日本のカスタムナイフ』は、2023年3月23日より全国の書店、Amazon他ネットショップでお買い求めいただけます!
日本のカスタムナイフ
●定価:2,970円(本体2,700円+税10%)
●発売:2023年3月23日
●ISBN:978-4-7986-3121-9
【コンテンツ】
特集 古川四郎
松田菊男 × Jason Davis コラボレーション「KIPOFU」
日本のナイフショー
ナイフ作家ファイル(中山英俊/荒川知芳/斉藤博/市川志郎)
新進気鋭の作家たち、その肖像
対談 井上武(銀座菊秀)× 相田義人
ほか
タグ #ホビージャパン #HOBBYJAPAN #タクティカルナイフ #コレクションナイフ #シースナイフ #フォールディングナイフ
■ and more!!
今回の『日本のカスタムナイフ』は、実に多くの方々にインタビューさせていただくことで完成した一冊です。
スタッフ一同、総力で頑張ったのですが、僭越ながら、当方がある方のお話を伺って文章にするというお仕事の中で感じたことなどを、つらつらと書かせていただきました。
お時間ある際にでも、お読みいただければ!!
刃物専門編集者の憂鬱 その4 「え、オレが書いていいんすか!?」
*ナイフはルールを守って安全に使用しましょう。
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