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スーパーカブに快適さを求めるか否か

その誕生から60年以上が経ち、多くのビジネスシーンやレジャーシーンで活躍しているスーパーカブシリーズ。

 その用途の多くは、町内での足替わりや、数10キロ程度の走行だったと言えるが、近年ではレジャーバイクとしてもその地位を確立し、ショートからロングまでツーリングシーンでも大活躍している。


 現行のカブシリーズは、シフトインジケーターやデジタル表示のメーターなど、快適装備が充実してきているが、そのままの装備だけだとツーリングに行くには、ちょっと心もとない部分がある。


 そこで悩むのが、今どきの装備満載のバイクのように、電源の確保、荷物の積載量増加、スマホやナビの搭載など、遠距離/長時間ツーリングにも対応できるギアを取り付けるか否かである。


 その誕生からのDNAを脈々と受け継いでいるカブの唯一無二の姿を大切にして男らしく(?)必要最小限の装備のノーマルカブ仕様で乗り続けるか、快走/快適装備を搭載し、カブでどこまででも行ってやるゾ仕様にするか…、これはシンプルなようで深い悩みだ。


 そこで、今までほぼノーマルで乗り続けてきた筆者のスーパーカブ90に、スマホホルダー、USB/シガーソケット電源、シートバッグを装着して、その違いを実感してみることにした。

▲TANAXのシートバッグ「ツアラーシートバッグ」をリアキャリアに装着。リアキャリアともシンデレラフィットでカブに見事にマッチしている



▲REC MOUT+のスマホ用マウントを使用。バイクの振動からスマホを守るためにダンパーも併せて装着している



▲デイトナのバイク用USB電源(シガーソケット/USB-A×1)をバッテリー接続で装着。これで長距離走行時のスマホやナビなどのバッテリー不足の不安が解消された



▲USBソケット、シガーソケットはレッグシールドの下を通して、ハンドル回りからレッグシールド内側の雨風の影響を受けづらい場所に配した



▲サイドカバーノブを装着。これにより、車載工具を取り出すために工具が必要という煩わしさを解消できる

8月31日発売予定のMOOK『スーパーカブに乗ろう』では、快適装備を施したスーパーカブ90での往復160キロのショートツーリングの模様を掲載している。

果たして、トラブルなくツーリングから帰ってこられたかは、誌面を確認してもらいたい。

(「スーパーカブで遊ぶ」編集 渡辺 )

 

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